うつ病を発症してから7年。仕事を辞め、知人の助けを借りて生活する日々ですが、このままではいけない。何とか稼がなくては!焦りながらスマートフォンでネットを検索し続けた時に目に飛び込んできたのは『在宅ワーク』の文字でした。
※前回の記事はこちら:うつ病の仕事探しなら、在宅ワーク!
在宅ワーク、登録するならどこがいい?
まずは登録先を探すところから始めます。今はネットで最小限の情報は得られるものです。「登録料がかかります」「システム利用料をいただきます」など、いくら安価でも料金が発生するサイトはかなり怪しいとのこと。当然NGです。
有名な無料求人誌を発行している某求人会社のサイトに『在宅ワークス』を発見しました。
特に料金の記載はないけれど、用心にこしたことはありません。
専用として新規に取得したフリーメールのアドレスを使用することにしました。
在宅ワークスはメールアドレスのほか、
- ニックネーム
- 性別
- 生まれた年
- 住んでいる都道府県
- 職業
- やりたい仕事(テープ起こし文字起こし、データ修正入力、ライティング文章作成から選択)
- スキル、経験
を入力し登録が完了します。
間もなくしてパスワードが通知されたので、早速ログインしました。
仕事を選ぼう
募集中の案件の中から、自分にあったテーマや自分で出来そうな仕事を選びます。
筆者は『初めてのライティングに』と題された案件を選びました。
「なぜ在宅ワークをしようと思ったのか」をテーマにコラムを書くと編集担当の方がアドバイスや校正をしてくれる、というライティングの経験がない初心者にはうってつけの仕事です。
自分が選んだところで、必ずしも採用される訳ではありません。
まずはトライアルを突破しなければ、先に進みません。
いくつかのテーマの中から自分が書きたいテーマを選び、コラムのタイトル、大まかな内容を提示し応募をしました。
後日、選考合格の通知が届き、在宅ワーカーの一歩を踏み出しました。
コラムを作成しよう
合格通知メールにGoogleスプレッドシートへのリンクがあり、展開すると自身専用のGoogleドキュメントが開けるようになり、そちらへ文章を作成しいていくことになりました。
どのような手順で進めていけば良いのかわからないので、スプレッドシートに記載されていた「書き方のコツ」を参考に、内容を整理していくことにしました。
筆者は文を考えながら文字を打つということが大変苦手なため、「書き方のコツ」の横に大まかな見出しを書き記した書類を作り、紙ベースでコラムを作成していきました。
しかし、タイトルや大まかな内容は決まっているものの、いざ文にするとなると難しく、まわりくどい言い回しになり何を伝えたいのかが不明瞭になってしまったり、となかなか思うようには進みませんでした。
在宅ワークの良い点、悪い点
人それぞれ環境が違うので、その人なりの良い点、悪い点があることでしょう。
よい点
人との関わりが苦手になっていた筆者には、一人きりで誰にも邪魔されることなく仕事が出来る環境がとても快適でした。
夜眠り朝起きて出勤するという、誰しも当たり前にしていることが出来なくて抱いていた罪悪感も無くなり、自分のペースで好きな時間に仕事が出来ることはとてもありがたく感じています。
さらに、時間に自由が利くのも大きな利点だと思います。
在宅ワークを始めたこの時期、大家さんの都合で急遽退居をしなければならなくなり、不動産屋巡りや物件の内見、契約までを短期間でおこなわなければいけない状況でした。
土日祝日しか休みがない仕事をしていたら、条件に見合った物件を探すのは困難だったと思います。
引っ越しや各立ち合いなども平日ならば迅速に対応してもらえました。
また、引っ越し代やエアコン、テレビアンテナの設置費用など、平日の方がお得な事もあり費用がだいぶ抑えられました。
悪い点
ただ、何事も良い点があれば悪いこともあるもので…
人様にお見せする以上いい加減なことは当然書けません。
「こういうことを書き記したい。」となった時、「ではどのサイトを参考にするか。」という問題があり、情報の選定や正確さ、転用の有無など、意外な苦労もありました。
そして、予想はしていましたが、ひどい肩こりに悩まされるようになりました。
事務員としてパソコンを使用していた際も悩みの種ではあったのですが、人目を気にする必要がない今はストレッチをしながら作業する状態です。
どのような仕事にも言えることだとは思いますが、『自分が楽しめて誰かのためになる』
そんな在宅ワークをみなさんも見つけてみてはいかがでしょうか。