
在宅ワークで英語のスキルを活かした仕事がしたい、海外経験で積んだキャリアを活かしたい!では、実際にどんな仕事があるのか、見てみましょう。
もちろん、スキルがあるほど報酬もアップしますので、ここではスキル順に簡単なものからご紹介します。
1. 海外の観光・レジャースポットを日本語で紹介する
海外旅行が好き・海外に住んでいた経験のある方なら、気軽に応募できるお仕事です。TOEICなら700点以上あれば、楽しんで記事を書くことができるでしょう。
読者が“ここに行ってみたい!”と思うような文章を求められるので、普段から旅行雑誌や海外旅行のサイトをチェックしておくことも大事です。
ライティング初心者にも探しやすい案件が多い在宅ワークサイトは
- Shufti(http://www.shufti.jp/)
- CrowdWorks(http://crowdworks.jp/)
- 在宅ワークス(http://zaitaku-workers.com/)
など、HP自体もわかりやすく丁寧ですので、まずは楽しんで出来るお仕事から始めてみるのも良いでしょう。
報酬は、記事の長さにもよりますが、ほとんどが時給ではなく“1件につき○○円 ○字以上”というお仕事なので、たくさんの記事を書いてスキルをあげていきたい人向きのお仕事と言えます。短い文章であれば、約300円~500円程度の報酬なので、普段からこまめに観光スポットなどのメモを取っておくと、たくさんの記事が書けそうです。
2.日本の商品やウェブサイトを、英語で紹介する
ネットで買い物をする人や、普段から商品サイトでいろいろな商品を検索する方にとっては、馴染みやすいお仕事です。現在、たくさんのバイヤーさんや、インターネット・ショッピングサイトの会社が海外に向けても商品販売を手がけていますので、そういったサイト向きに商品紹介のページを作成するお仕事が増えています。上記にあげたサイト以外にも、海外にも拠点がある派遣会社パソナが手がけているJob-Hub(https://jobhub.jp/)・ランサーズ(http://www.lancers.jp/)といった在宅ワークサイトにも、このお仕事がたくさんあります。
また、日本料理レシピの紹介や、日本のレストランのHP用英語版記事などの作成依頼も見つけられるはずです。食べ歩きが好きだったり、料理に詳しい方にはもってこいです。
簡潔で正確な英訳を求められますが、TOEICが750点レベル以上あれば、問題ないでしょう。
こういったお仕事は、1件500円~1,000円くらいで案件数によって支払われることが多いので、たくさんのお仕事をこなしていけば、良い収入になりますね!
3.翻訳のお仕事 (英→日、日→英)
翻訳と言っても、簡単で短いものから、専門的でページ数が膨大なものまで色々です。レポートのような翻訳しやすいものから、大学の講義資料や企業のマニュアルまで、かなり専門的な案件が多いので、ビジネス英語のスキルも不可欠です。
求められるスキルは、翻訳経験があれば申し分ありませんが、TOEIC850点以上・または英文科卒であれば、お仕事をこなしながらスキルアップが図れます。
専門的かつ、正確な翻訳が求められるので、業務単価もかなり上がります。1件幾ら、というよりは、1ページにつき千円~2千円、といったお仕事が多いので、期限内に時間をかけてページ数を翻訳できる方は挑戦してみたいお仕事です。
前述した在宅ワークサイトの他にも英語やフランス語でネイティブが海外からメンバー登録できる、WORKSHIFT(https://workshift-sol.com/)のようなサイトだと、業務契約までのやり取りも英語ということもありますので、英語好きならチェックしてみる価値はあるはずです。
4.動画から文字起こしをして、日本語に訳す
例えば、“動画で説明しているカメラの詳しい使い方” とか、“アニメについて語っている内容と説明”のようなお仕事だと、専門的な用語で訳せばいいのか、その分野でしか使わないようなスラングも使っていくのか、など言葉の選び方もポイントになってきます。
英語のレベルも大事ですが、「いかにその分野に詳しいか」が求められるお仕事と言えます。
TOEICレベル800点以上で問題ないのですが、ヒアリングスキルがないと難易度がぐんと上がってしまいますので、映画を字幕なしでも観られるくらいのレベルは必要です。
このお仕事も、動画の長さによって単価は違いますが、専門的であればあるほど、コストパフォーマンスは良くなります。例えば、5分くらいの動画を聞き取って、わかりやすく筋の通った日本語に訳すという作業なら、一件千円くらいでお仕事が見つかるはずですので、ヒアリングが得意な人には、かなり効率の良いお仕事といえるでしょう。ランサーズやCrowdWorksのような、プロ向きの仕事を細分化しているサイトを探して、自分の詳しい分野の求人がないか、常にチェックしておくといいですね。
5.通訳・ガイドとして、オンラインで通話する
日本のインバウンド政策で通訳やガイドのお仕事が増えています。
このお仕事は、通訳の資格や経験があればベストですが、簡単な案件であればTOEIC850点あれば契約が可能になることもあります。ヒアリングの英語力に加えて、コミュニケーション力が問われますので、人と話すのが好きな方にピッタリのお仕事だと言えるでしょう。一案件につき何円、という仕事よりも時給換算で千円以上のお仕事が多いのが、特長です。
具体的な例をあげると、
- 日本への旅行客に対して、オンラインまたは電話で観光案内をする
- 外国人宿泊客へのオンライン・サービスとして予約から案内までを引き受ける
- オンライン会議の同時通訳
など、多岐にわたります。
フリーな時間が多いほど、このお仕事を請けやすくなりますので、英語を使う仕事をメインに考えていくのであれば、契約も結びやすくなります。ブリッジリンク(http://www.bridgelink.jp/)のような、翻訳・通訳専門の企業に登録しておく他にも、前述したCrowdWorksやJob-Hubといった、プロ向けの仕事が多いサイトもこまめにチェックして応募してみましょう。
この他にも、英語スキルを活かしたお仕事は、これからもどんどん増える傾向にあります。
在宅ワークのサイトには、スキルアップに役立つ講座を受講できるシステムを持っているサイトもあるので、空いた時間を有意義に使って、どんどんスキルをあげて難易度の高い仕事に挑戦することもできます!