
この在宅ワークのコラム募集を拝見し、「これはチャンスだ!病気で会社勤めができない方々に在宅ワークの良さを知っていただき、病気なんかに負けないで少しでも前に進んで行って欲しい!まさに自分が今まで言いたかったことを発言させていただける!」と思い、現在、文章を書かせていただいています。
病気療養中〜在宅ワークまでの経緯
はっきり申し上げますが、私は「大腸癌」を患いました!
まだ35歳です。2015年4月。私は「内痔核(いぼ痔の一種)」の手術をしました。手術は無事終わり、先生より10月に「大腸の内視鏡の検査をします。」と言われました。
みなさん、ご存知でしたか?痔のひどい方は「大腸」からきている場合もあるので、手術された方、そうでない方、すべて疑う必要があることを。
大腸癌発見
私は疑うことなく、10月に大腸内視鏡の検査を予約しました。
さて、同年10月になり、病院で検査を受けました。その時はカメラを大腸の半分ぐらいまでしか入れなかったのですが、「直腸→大腸の真ん中ぐらい」まで無数のポリープがありました。その中のいくつかを採取し「1週間後検査結果がでます。」と言われ、帰宅しました。
1週間後、先生より電話があり、「至急、来院してください。」とのこと。意味がわからず、指示に従うままに病院へ行きました。
先生より告げられたのは、「大腸癌を患っており、第一ステージの段階である」ということでした。そしてもっと詳しく検査が必要になるので「総合病院で検査をしてください。」とも言われました。
総合病院からがんセンターへ
紹介された総合病院でも何度か「大腸内視鏡検査」を受け、「ポリープ採取」もされ、数回通いました。
検査の結果「もっと詳しく検査をしてもらえる病院を紹介します。」と言われ、私が当時住んでいた同県の「がんセンター」を紹介されました。もうこの時点で頭が真っ白でどうすれば良いかわからず、ただ呆然としていました。
その頃からでした。私の人生がどんどん下り坂を降って行った感じがしたのは。
大腸癌を患った後の仕事の変化
大腸癌になると、当然なら仕事のスタイルも変わらざるを得ません。
当時の仕事
当時、私は派遣社員で某大手会社に勤務していました。癌である故、検査で多い時で1ヶ月で5日も会社を休んでいたので、派遣会社より、「2015年3月で契約終了ですが、前倒しで契約を打ち切ります。」とのこと。
この時点で無職確定なわけです。ですが、2015年2月には「大腸全摘出手術」も控えていたし、悔やんでいてもしょうがないので、「クビ宣告」を受けた時点で、「在宅でできる仕事がないか?」と自分に問いかけ、すぐに探し始めました。
在宅でできる仕事を検索
グーグルを立ち上げ、「○○○県 在宅 中国語」と入力。私は、中国に10年滞在したので、強みである外国語を活かそうと考えていました。
そうすると、ヒットしたのが、「海外向けのオークションの仕事」でした。基本給こそ少ないものの、在宅で外国語が使える仕事を探していたので、すぐに応募。先方より返事があり、お会いしたのは2015年1月初旬でした。
年が明け、面接をしていただき、すぐに合格。ですが、入院が決まっていたので、結果、退院するまで1ヶ月も待っていただきました。その後、1年経った今でも変わらずお世話になっています。
在宅ワークで独り立ちを決意
現在は、大腸がすべてなくなってしまいましたが、元気で仕事をさせていただいております。身体が良くなったら、会社勤めをとも考えましたが、会社勤めをしなくなった途端、何も誰も守ってくれるものがなくなったため、独立心が今以上に芽生えてきました。
それにより、会社勤めをしなくとも、「自分の力で稼いでいく」ことを胸に秘め、この在宅ワーク、そして新しいことにチャレンジさせていただいている次第です。
在宅ワークというと「お金が少ない」「安定しない」など思われがちですが、そうではありません。逆に今まで以上に独立し、もっとお金を稼いでいけるチャンスを与えられたと私は思っています。
ですから、病気でクビを宣告された、もしくは長期療養を余儀なくされた、など、恐れる必要はありません。この在宅ワークで自分の「技術」を身につけ、「独り立ち」していけば良いだけです。
私は、このコラムを書かせていただくことで、「オークション関係の仕事にも通ずるだろう文章力のアップ」も同時に目指しています。文章を書いて人を引き寄せる力、この技術力を身につけたいと思っています。
病気であるからという理由で人の目を気にしたり、病院にいかなければいけないから会社を休まないといけないなどのしがらみは一切なくなりますよ。時間は自由ですし、好きな時に仕事ができる、今まで以上に時間ができるので、その分自分の能力をあげる時間に費やせますからね。