
私は鬱になった。
働きたくない。
外に出たくない。
人と関わりたくない。
でもお金がいる。
そんな気持ちで家でお金が稼げる在宅ワークをスマホで検索してみた。
色々出てきたが、胡散臭いのが多い。
前々から知ってはいたが、チャットレディという仕事が多い。短時間で数万円?!というタレこみを見て、単純な私はすぐ登録をした。「月何十万とか稼いじゃったらどうしよう」という様な、楽天的な事を考えながら・・・。
チャットレディとは
PCのチャット機能でお客さんに会話を楽しんでもらってお金をもらう女性のお仕事。
- 顔出しor顔出しNG
- アダルトorノンアダルト
に分けられる。
画面越しなので、水商売のようにセクハラされる危険は無い。
ストーカーに遭う事も無い。
在宅なので、空いた時間を有効に使うことができる。
が、顔出しすると画面を保存されて、自分の画像がネットに流出してしまう可能性もゼロではない。
今の世の中、写真が流出したら、インターネットの力であっという間に身元がバレテしまうだろう。
早速チャットレディをやってみた
無論、平和主義の私は後者の顔出しNG且つノンアダルトでやってみた。
顔を出して、知り合いにばれるのなんて、絶対嫌。ネットに流出されるのも嫌。
まぁ、世の中甘くないですよね。
誰も話しに来てくれない。ポツン状態です。なんじゃこりゃ。
私は考えた、顔出さないでセクシーな格好をしていれば、誰か引っかかるのでは?と。
少し胸を強調してみた。その時、私は思った。一体私は、何をやっているんだと。そんな気持ちを押し殺して私は待った。30分、50分、60分・・・・
すると努力が実り、一人引っかかった。
早速会話!がんばるぞ~
とりあえず合わせてイヤラシイ事をしてみる→男喜ぶ
イヤラシイ事してみる→男喜ぶ
イヤラシイ事してみる→男喜ぶ
・・・・・エンドレス。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。男って馬鹿じゃないの。情けない。私はただそう思った。
そして私は思った。一体私は、何をやっているんだと(2回目)
結局その方とは40分位、上記のやり取りをして、5000円位の報酬が手に入った。
40分で5000円、普通に考えるとかなり良い報酬だった。
でも私はチャットレディをやっている自分が情けないという思いを捨て切れなかった。
~そして、この後私はチャットレディとしてネット上に現れることは無かった~
チャットレディをやってみて
この経験を機に分かった事を挙げてみよう。
・リスクを負わず手軽にお金を稼ごうなんて世の中甘くない
・チャットレディに食いつくお客さんは大体アダルト目的
・リスクを認識してアダルト向けのことも大丈夫という人なら続けられるだろう
しかし、人に言えない仕事はしたく無いという気持ちに気付いた自分には地道に働くことが向いていると痛感した。
その結果、今この記事を書いている。
無意味なようで、自分の気持ちに気付けた意味のあった経験だったんだろう。そう思いたい。
でも正直あの黒歴史は忘れたい。というのが正直なところだ(小声)