
我が家には2歳の娘がおり、日中は母娘の二人で過ごしています。子供も以前より手がかからなくなり、ちょっとした隙間時間を使って家計の足しにできたら…と在宅ワークを始めました。そんな私の経験から、実際に仕事を始めてから困った…とならないよう、事前に知っておくべきポイントをご紹介します。
一日の中でやるべき事に優先順位をつけ、空き時間と仕事に当てられる時間を検討
家事や育児に毎日追われる主婦。そこに仕事を追加しようと思うと、やらなければならない事が増えて何をしたら良いのか混乱しがちです。
そこで、家事・育児・仕事に優先順位をつけてみましょう。毎日これだけはやっておきたいという事や、頻度を減らしても差し支えない事が見えてくると思います。中でも子供と 関わる時間を大切にしたいと考えるママも多いはず。そんなママは空き時間を全部仕事へと頑張って詰め込みすぎると、心身ともに圧迫され、子供と関われる余裕がなくなってしまいます。
また、子供が急に風邪をひいたり、急な外出の予定が入った等イレギュラーなことは育児ではつきもの。最初は空き時間の7割くらいを仕事にあてて、慣れてきたら徐々に仕事量を増やしていくと無理なく家事・育児と両立できるバランスが見つかってきます。
子供のお昼寝時が在宅ワーク絶好のチャンス
お子様が小さい場合、まだお昼寝をしていることが多いと思われます。そこがまとまった時間がとれる絶好の仕事のチャンス。早起きは苦手、夜遅くまで起きていたくない、今の生活リズムを大きく変えたくないという方には特にオススメです。 そのためには家事を段取り良くこなし、昼間の時間を確保しましょう。
たとえば、
<朝>
- 家族より15分早起きして自分の身支度を済ませる
- 家族が起きてくる前にフローリングにお掃除ワイパーをかける
- 洗い物のついでにシンクや蛇口周りをささっと拭き、水垢がつくのを防ぐ
<夕方>
- 洗濯物をたたみ、片付ける
- 食事をまとめて作り、冷蔵庫に作り置きしたり、冷凍して長期保存する
- 調理後すぐにコンロ周りを拭き、油汚れを落とす
<夜>
- 夜のうちに洗濯機をまわし、干しておく
- 明日着る服や必要な物を準備する
- 翌日子供とでかける予定があるときは、オムツやお気に入りのオモチャをバックに入れておく
また、ネットスーパーを利用すると買い物に出かける時間を省くことができますし、曜日毎に重点的に掃除したい箇所を決めておくと迷わず作業に取り掛かれるのでオススメです。
こうしたちょっとした工夫でお昼寝の時にしていた家事を減らすことができます。
子供と一緒にできることは一緒にする
ちょっと時間はかかるかもしれないけど、子どもと一緒に簡単な家事をやってみませんか。家事を子どもと一緒にすることで、子供と過ごす時間と家事を同時に進めることができます。また、身の回りのことを自分でやることによって子どもの自立も促せます。上手にできるようになってきたら、色々な作業をお手伝いしてくれる強力なパートナーになりますよ。
一緒に出来るものとしては、
- 洗濯物を一緒にたたむ(小さなハンカチをたたむ、誰の服か当てっこ、靴下のペアを探し出す)
- 料理の下ごしらえ( 玉ねぎの皮をむく、きのこをほぐす)
などは子どもも遊びの延長として楽しんでやってくれるのでお勧めです。
実際に我が家の娘も、最初のうちは洗濯物を投げて遊んでいるだけでしたが、私の真似をしてたたむようになったり、冷蔵庫から食材を取り出すと「私が皮をむきたい!」と張り切ってお手伝いしてくれるようになりました。不恰好な仕上がりにはなりますが、それもまた今しか楽しめない親子の思い出だなと感じています。
いざという時に力になってくれる人に話しておこう
ご主人や近くにお住まいのおじいちゃん・おばあちゃん、仲良しの友人には在宅ワークを始めることを伝えておきましょう。一人ですべてをこなすのは大変、周りの人の理解を得て、気持ち良く仕事に取り組める環境を作っておきましょう。私も時間がない時に、祖母に夕食のおかずを作ってもらったり、友人親子に娘と一緒に遊んでもらって大変助かったことがあります。
前向きに仕事も家事・育児を頑張れるように、おさえるべきポイントはしっかりチェックして、みなさんがより充実した生活を送れるよう応援しています!