
在宅ワークの中で募集が多いのが、ライティングです。その名の通りテーマに従って文章を書くのですが、私は、ただ書くだけではその文章に込められた「想い」が伝わらないと思っています。ライティングとは何か、そしてライティングで伝えられるものは何かを追求していきたいと思います。
ライティングを始めたきっかけ
私がこの仕事を始めたのは3年ほど前の事です。副職として、空いた時間になにかやれる事はないかな、と思い、探したのがきっかけでした。今は祖母の介護もあって、なかなか正社員として朝から夕方まできっちり働くことは厳しい状況の中、このお仕事で時間を有効に使えるのはとても嬉しい事でした。
自分でスケジュールを立て、こなしていくことで自分の自信へと繋がり、記事を書くためにパソコンに向かう意欲も増してきます。この仕事を始めてよかったと、今も感じています。
ライティングに大切なもの
ライティングに一番大事なことは、読み手の立場に立って書くことだと思います。例えば、なにかについて調べようと思った時、インターネットの検索画面で、それについての言葉を入れると思います。出てきた内容が、専門的な用語ばかりだったり、難しい内容だったりしたら、それだけでその先を読むのをためらってしまいますよね。普段使っている言葉や、わかりやすい解釈で、読み手に安心を与える。それも、ライティングで重要な事ではないかと、私は思います。
ライティングに込めた想い
ライティングで記事を書く時、私はそれが実際にネット上で皆さんの目に触れた時、読み手はどんな事を考えるのだろうか…そんな事を考えます。だからこそ、与えられたテーマについてよく調べ、自分の想いを見つけ、それを含めて記事にします。
商品をよく知りもしないのに、相手にどこがオススメかなんて言えませんよね。実際調べてみて、本当に皆さんに知ってほしいと思った時にこそ、ライティングと言う仕事をしていて、やりがいを感じる瞬間なんです。どうやって良さを伝えようか、文章はどうまとめようか…それを考えるのが、すごく楽しく、大好きな時間でもあります。
己の体験が記事に艶を出す
ライティングという仕事は、自分の好き勝手なテーマを自由に書くものではありません。ですが、与えられた条件の中で、いかに読み手に想いを伝えるか。それが面白いんです。テーマの中には、自分自身の経験が生かせるものも多いはず。
実際に私も、故郷の福島県についてのライティングをしたことがあります。数年前の地震からなにかと話題の福島県ですが、そこは私の育った故郷。有名な高村光太郎の詩集、「智恵子抄」にも出てくる、「ほんとの空」が見られる場所です。美しい自然と、美味しい果物がいっぱいある場所なんです。そんな故郷の事を伝えられる…それはとても誇らしい事です。
様々なウワサはあれど、故郷の良さを少しでも知ってほしい、安心してほしい。そして同じ故郷を持つ人に、心強さと自信を持ってほしい。その想いをライティングに込めました。
最後に
ライティングというものは、書き手によって伝えられることが全然違います。何に焦点を当て、何を一番に伝えたいのか。伝えたいことは、全部伝えてあげたい。読み手に「なるほど、そうだったのか」と安心を与えたい。在宅ワークをするにあたり、もしライティングの仕事をする人がいたら、こんな想いで仕事をしている人もいるのだという事を、思い出してもらえたら幸いです。