
私は普段、写真を撮る仕事を本業にしています。フリーで仕事をしているので、撮影場所などを自分で選ぶことができたり、クライアントさんとの打ち合わせの時に、どんな背景でどんなシチュエーションで撮るかなどを話し合う機会も多くあります。
今は仕事の合間や帰宅後の空いた時間を利用して在宅ワークをしていますが、この在宅ワークが本業と、どう関係してくるのか?ものは考えようだなと思った体験です。
地域情報や観光地の紹介記事はもはやロケハン
在宅ワークでよく取り組む記事の中で、地域情報や観光ガイドなどの案件を書くことが割と多くあります。
最初はその案件に沿ったルールなどに戸惑ったりして、あまり余裕がないのですが、慣れてくると「あっ!渋谷でもこんなとこあったんだ。」「浅草でこんな柄の建物あったのか!?」など、何回も撮影で使っている場所なのに、何回もどっかに穴場はないかな?と散々歩き回ったのに…。1歩も歩かず見つけた!これには参ってしまいました。
思わぬ発見、収穫です!記事を書きながらその地域を深く知ることができるという、独特の長所を見つけた瞬間でした。
地域の情報を知ることでよりその街に親近感が出てくる。
普段は街のスポットを調べることはあっても、街が取り組んでいる事業や歴史などはあまり積極的に調べたりしません。
在宅ワークの案件だとたまに街の事業や歴史などの項目を織り交ぜて書くこともあり、「いつも見ているあの建物はそんな昔からあるのか。」「この街の道の幅は江戸時代から変わってないんだ。」など、歴史的背景や、今自治体が取り組んでいる街づくりなどの情報も知ることができます。
その後街を訪問すると、いつもと違う視点で楽しむことができとても新鮮です。
こなすよりも楽しむ
私の場合、ロケハンの代わりになるなど本業に関連した利点がありますが、その他にも旅行を考えている時に、たまたまとてもいい宿を見つけたり、美味しそうなお店を見つけたりなど、考えようによっては、様々な楽しみ方が見つかると思います。
仕事をこなそうとすると、どうしても面倒くさいと思いがちになるものです。どうせなら、つまらないより楽しい方がいいですよね。皆さんも自分にあった楽しみ方を探してみてはいかがでしょうか。
※ロケハン… ロケーション・ハンティングの略。ロケ地を捜すというという意味の業界用語。