
在宅ワークを始めて5か月経ちます。ライティング初心者の私ですが、簡単な記事作成をはじめ、サイトの紹介文作成や900文字程度の育児体験記事など様々な案件にチャレンジしてきました。
スムーズに仕事をこなして報酬をもらう。これが一番の理想ですが、ライティング力が未熟な私にとって思う様にいかないことも多いです。仕事を納品しても「再実施・差し戻し」になることも少なくありません。多少のやり直しは時には必要な事ですが、最低限注意すべき事を守れば「再実施・差し戻し」を減らすことは出来ると思います。少しでも効率的に仕事をこなしたいものですよね!
まだ浅いライティング経験ですが、その中で私が身に付けた「再実施・差し戻しにならないために確認すべき4つのポイント」を説明します。
1.「レギュレーション」をしっかり把握しよう
過去に複数のアルバイトサイトの紹介文を作成する仕事をしました。途中レギュレーションに変更が有ったにもかかわらず、どこが変わったのか把握せず今まで通り仕事を進めた結果、「50件」もの再実施がドーンときてしまった苦い経験があります。やり直しをする事で通常の2倍の労力を費やすことになり、かなりしんどかったです。きちんとレギュレーションを把握せずに進めてしまった自分が悪いと感じた瞬間でした。
それからというもの、新しい案件をする時やレギュレーションに変更があった場合などすべて「レギュレーションを印刷する」事にしました。パソコンの画面で確認するより、用紙に実際目を通し重要なポイントにマーカーで線を引くことで注意すべき事が分かりやすくなりました。また、不明な点があれば放置せず在宅ワーク担当者に問い合わせをします。そう心掛けることでこの様なミスは無くなりました。
「レギュレーションをきちんと把握する」当たり前の事かもしれませんが、これが意外と出来ずに「再実施・差し戻し」になるケースも多いのではないでしょうか。まず最初に気を付けたい1番大事なポイントです。
2. 些細なミスを防ぐため、見直しは必ず行おう!
短い文章作成の案件はライティング初心者にとっては凄く嬉しい案件ですよね。長文を作成するより書きやすく、更に慣れていくと数もこなせます。しかし、こういう案件ほど「再実施・差し戻し」になる場合があるので要注意です。
120文字程度の口コミ作成をしていた時の事です。レギュレーションには「慣れれば10分程度で作成できる」と書かれていたのですが、最初は倍以上かかり苦戦しました。しかし数をこなしていくことで文章作成に慣れ、早ければ5分で作成できるようになりました。
そんなメリットもある簡単な文章作成なのですが、慣れてきた頃が危険です。つい焦りがちになってしまい「120文字足らず」で納品をしてしまったり、ルールにある「キーワード」が抜けた状態で納品してしまい再実施になってしまう事もありました。せっかく短時間でこなしているのに、不注意でやり直しをするようになっては時間がもったいないですよね。
そこで納品する前に作成した文章を数回読み返し、レギュレーションに沿っているか見直すことにしました。そうすることでミスを事前に見つけて直すことができ「再実施・差し戻し」を減らす事につながりました。 忘れてはいけないことは「仕事の丁寧さ」です。スピードは自然と付いていきます。
3. 過去の文章をExcel管理し、「使い回し」を防止しよう
「言い回しなど、他の文章と似せないように作成してください」といった指示の案件があり、一つ一つ意識して作成をしたのですが、やはり人それぞれ文章には特徴があるものですよね。気が付けばテンプレ化してしまい、「再実施・差し戻し」対象になってしまうことがありました。
そうならない為には、どうすればいいのか・・・と考えた結果「文章を作成したものをエクセル表にコピーして保存する」ようにしました。何十件、何百件と作成していくと自分がどういう文章を作成したのか分からなくなるのは当然ですよね。自分が作成してきた文章を見返すことができれば文章の特徴がよくわ分かり、言い方をこう変えてみようなどと考えやすくなりました。
そういった小さな工夫により少しでも「再実施・差し戻し」を減らすことが可能だと思います。また、こういった案件以外でも自分が作った文章などを保存しておくと別案件をする時に参考になったり、文章が上手になっていくさまが分かるので嬉しいです。
4.「自分のレベル」に見合う案件に応募しよう
ライティング初心者にとって簡単な案件はもちろんのこと、レベルアップを図るために難易度が高い案件にもチャレンジしたいですよね!そこで注意したいのが、難易度の高い案件に応募する時のポイントです。
私は過去に「有名サイトの紹介文を作成する」といった案件に応募しました。どんな内容がサイトに書かれているか把握し、抽象的に紹介文を作成するというもので、ライティング力が未熟な私にとって非常に難しく、大苦戦しました。主語と述語が合っていなかったり、言葉が羅列して文章になっていないなどの理由で「10件」納品すると「7件」は「再実施・差し戻し対象」になってしまいました。こうなるくらいなら、応募しないほうが良かった!とまで思ってしまった事があります。
それ以降、まだ私には難しいと思う案件は応募しないようにしました。「できるかな?」と思うやや難易度の高い案件には応募し、やってみて出来そうだと感じれば続けています。なるべく自分の「レベル」に合った仕事を行うことで、大量の再実施を行うことも少なくなりました。
案件にもよりますが、明らかに自分のライティング力では非常に難しそうだと感じるものには応募しない方がオススメです。少し難しそうだけれど、ちょっと頑張ったらできそう!くらいの案件の方が無難かもしれません。そちらの方が沢山の「再実施・差し戻し」を回避できるのはもちろんのこと、ライティング力も着実にアップしていきますよ。
「再実施・差し戻しにならないために確認すべき4つのポイント」を説明しましたが、たとえ再実施・差し戻しになっても落ち込むことはありません。むしろ、どこがいけなかったのか確認し一つ一つ丁寧に仕事をこなしていくことでライティングの力が身に付く良いチャンスですし、しっかり丁寧に対応することで、在宅ワーク運営企業と自分双方の信頼関係にも繋がっていくと思います。