
在宅ワーク・家事・買い物のスケジュールをたった1冊のノートで管理し、「なんだかよくわからないけれど毎日忙しい」を解消することで、月5,000円の収入が月約3万円までアップしました。
私は在宅ワークをはじめてから「なんだか漠然と毎日が忙しいなぁ」と思っていました。家事と在宅ワークで忙しい、遊びに行く元気もない、それなのに家事も在宅ワークも思ったよりはかどっていないのです。
特に在宅ワークは今までも文章作成の経験があったにも関わらず、月の収入は頑張って5,000円ほどでした。そんな時に思いついたのがノートでのスケジュール管理術です。1日1P、2015年10月から現在まで約四ヶ月、ノート2冊目の終わりまで続けてきたことをまとめてみたいと思います。
ノートに在宅ワーク・家事・買い物のリストを書きこむ
私が買ってきたのは100円ショップに売っていた108円のB5版のノートです。テンションアップと紛失防止のため、カーキの可愛らしいノートにしました。1日1P、1冊で2ヶ月分書けるので、1ヶ月54円です。
ルールは以下の3つです。
- 仕事(在宅ワーク)・家事・買い物のリスト
- 完了したリストを斜線で消していく
- 夜ご飯のメニュー(材料とレシピもメモする)
在宅ワークのリストは締め切り日や所要時間もメモ
私は現在、2つのクラウドソーシングサイトと1つの法人の在宅ワークを掛け持ちしています。受注している仕事内容がパソコンを立ち上げなくてもすぐに見れるようにノートに書きこみます。
仕事
- データ入力(2/2〆) 10:00~11:00
- ライティング返信 11:30~12:00
- コラム提案 13:00~14:00
このように締め切り日やかかった時間も一緒に記入しておくとペース配分に役立ちました。
家事のリスト化はめんどくさい時ほど分割して細かく
家事はおおまかにやることをリスト化していきます。やる気がない時ほど細かくリスト化するようにしています。例えば「そうじ」や「台所片付け」だと気が重い時は「掃除機をかける」と「トイレ掃除」や「皿洗い」と「皿片付け」に分割して、少しでも楽に手をつけられるように工夫しています。
家事
- 掃除機をかける
- トイレ掃除
- 皿洗い
- 洗濯物たたみ
- チルドの肉を冷凍する
- クリーニングを取りに行く
家事をやる前は「めんどくさいなぁ」と思っていても、終わってからみると1時間しかかかっていなかったり、午前中で終わることがほとんどでした。ちなみに家事は2人分です。
買い物をリスト化することで時間の大幅短縮に
買い物リストの欄をスマホで写メすれば買い物メモのできあがりです。スーパーに行くとついつい買い過ぎてしまったり、色んな棚を見てしまって時間がかかっていました。メモがあると必要な物だけ買えますし、リスト化の時点で在庫管理もできるので、重複して買ってしまうことが減りました。
また、
- 夜ご飯のメニューは3日~5日分決めておいてまとめ買いする。
- ペットボトル飲料など重い物は月2回ネットスーパーでまとめ買い。
- 日用品は特売日に合わせて月1~3回のみ買い出し。基本詰め替え品は特大を買っておく。
など、ルールを決めることができ、効率化に繋がりました。
夜ご飯のメニューを書き続けることで、悩む時間が減った!
主婦の方なら悩むのがご飯のメニューだと思います。私もすごく悩んでいて、よく「何を作ったらいいかわからない……」というような状態になります。
こんな時に同居の家族に「何が食べたい?」と聞いてみても、我が家では主に私のせいで不毛なやりとりになることが多いです。
- 「から揚げが食べたい」→私「揚げ物めんどくさい……」
- 「お惣菜でいいよ」→私「予算オーバーです」
- 「なんでもいいよ」→私「その答えが一番困る!」
ノートにメニューを書き始めてからは、メニューに困ったら過去の書きこみを見直すことにしています。「最近中華食べてなかったな」「オムライスやってなかったな」と気づけます。
完了したら斜線で消していくので達成感がある!
これらのリストは完了したら斜線で消していき、完了していないものはそのまま残しておきます 。できなかったことや忘れたものを可視化できるので、ミスが少なくなりました。
なにより達成感があります。ノートをつける前は「これしかやってないのに疲れてる」と自分を過小評価していましたが、「●●と××やったから疲れてるんだなぁ」と客観的に見ることができるようになりました。
やることが可視化されたので悩む時間が減った!
このノートをつけて一番の収穫は「やることが可視化されるので忘れ防止&悩む時間が減る→在宅ワークの時間が確保できる」ということです。
私の場合、ただでさえワーキングメモリが少ないのに、悩むことがあるとどんどんメモリを消費してしまう傾向があります。どうやら悩んでいっぱいいっぱいになってしまうので疲れていたようでした。
在宅ワークは1日1,000円を目標にする
悩む時間が減り、時間と気力・体力の両方を確保できるようになったので、在宅ワークの目標金額を1日1,000円に決めました。
- 1日1,000円稼げたら自由時間。
- 1日2,000円稼げたら次の日は休み。
- 30日(1ヶ月)で3万を目標にする。
また、1日で1,000円稼げない案件は自分にとってハズレ案件だと思うようにしました。自分が楽に1日1,000円稼げる案件を見つめ直すことに繋がり、短文記事が得意で、長文記事はゲームやマンガのレビューなら楽に書けることがわかりました。
1ヶ月の収入が32,100円に!
私の2016年1/21~2/20の在宅ワーク収入は32,100円でした。頑張って5,000円だった時期から比べると倍以上になりました。 1万円以上稼げるなんて自分で自分に驚きました。
あと、思わぬ効果もありました。ノートをつけている私を見た主人が以前より優しくなった気がするのです。仕事から帰ってきて疲れているのに、ご飯のお皿を片付けてくれたり、テーブルを拭いてくれたり、洗濯物を干すのを手伝ってくれたり、ちょっとしたことですが毎日気にかけてくれます。
恐らく、私が昼間何をやっているのかわからなかったので、遊んでいる・サボっているんじゃないか、という気持ちが主人にあったのかもしれません。私も自分で自分の家事や在宅ワークの内容を客観的に把握できていなかったので、「自分はサボっていない」とは言い切れませんでした。
こんな感じで、私の在宅ワーク&日常生活はたった一冊のノートでいい方向に向きました。