長女はこの春から小学生。2歳の長男も自分で出来ることが増え、次女も10か月になり機嫌の良い時はひとり遊びをするようになりましたので、子供たちの将来のために少しでも貯蓄を得たいと思うようになりました。
とは言っても、長女を妊娠してから仕事とは無縁の日々。3人の子供たちの育児と家事に追われる毎日。ブランクありの私に出来ることは限られていました。さらにパートなど外で働くには長男、次女を預けなければなりませんが、親は頼れず。保育園も検討しましたが、夫は不規則な仕事のため家事育児は私がやるしかない状態での就労は私の負担が増すばかり。でも収入を得たいと模索している時に在宅ワークを知りました。
まずはチャレンジ!と1件応募。それから少しずつではありますが、在宅ワークを続けられています。ブランクあり、3児の子育て中でも続けられる5つのコツをまとめます。
コツ1. 子供たちに協力を頼む
1件目の案件に応募した際、元々文章を書くことは嫌いではなかったので、作業内容に不安はありませんでした。むしろPCに向かう時間を確保することができるかが心配でした。その懸念は現実となってしまいました。
どうしてもPCに向かうのは夜子供が寝た後が中心となりますが、子供は寝て欲しい日に限ってなかなか寝ない、子供が寝ないとできない家事もある、夜泣きや授乳で中断を余儀なくされる、と集中したいのにできない状況が続きました。
そのため睡眠時間を削り作業にあたることになりました。結果、数日ですが睡眠不足でささいなことにイライラし、子供たちにも「ママ疲れてるの?大丈夫?お利口にするね」と気を使わせてしまう始末。子供たちに負担をかけるような仕事はすべきではないと反省しました。
しかし、一度受けた案件は最後までやらなければなりません。
そこで私は子供たちに、「ママは大事なお仕事があって、PCでやらなければならない。」と伝えました。子供たちへ協力をお願いしたのです。どこまで理解したかはわかりませんが、こう話した後、PCに向かっている時に話しかけられる回数は格段に減り、より集中して作業にあたることができました。
コツ2. 公園遊びでメリハリをつける
本当は夜子供が寝た後に一気にやりたいのですが、なかなか思うようにいかないのが現実。そこで昼間作業する時間を少しでも確保するために、午後作業したい日は午前中長男を思い切り公園で遊ばせるようにしました。午前中に目一杯遊ぶと、お昼後は1人で静かに遊ぶ子のため、長女が帰ってくるまでの1時間~2時間を作業に充てることができました。
私自身も体を動かす時間と頭を使う時間とメリハリができたことでより集中することができるようになりました。
また夜も、次女が夜泣きや授乳で泣いても急いで寝かそうとせず、次女のペースで次女がしっかり寝付くまで寄り添うようにしました。「早く寝てよ!」という私のイライラが次女に伝わり悪循環でしたので、その点を反省し、「もう今日はおしまいでいいや。」と気持ちを切り替えるようにしたことが反対に次女を落ち着かせ作業時間の確保に繋がりました。
コツ3. 無理せず、1案件ずつ応募する
子供たちに協力してもらえることがわかり、時間の確保もできるようになりましたので、次の仕事に応募しようと思った際に決めたのが、『絶対に無理はしない』ということでした。
在宅ワークにはさまざまな案件があり、またご案内いただけるのもあって、私にもできそうな仕事が常にいくつかあります。しかしながらそれらを全部受けるとなると必然的に家事育児に費やす時間を削ること、もしくは私自身の睡眠時間や休息時間を削ること、になります。そしてそれは家族全員に何らかの形で支障が出ることになります。ですので、出来そうな案件でも同時に請けない、1案件出来たら次に応募することにしました。その結果締め切りに対して焦ることなく、家族にも負担をかけることもなく、自然な形でコンスタントに続けることができています。
コツ4. PC以外の時間で構成を考える
子供たちが作業に集中させてくれるとはいっても、1時間を過ぎると話しかけてくる回数も増えてきてしまいます。自分の好きなだけPCに向かうということは今の私の状況では無理です。そのため、PCに向かう時間をできるだけ短くするために、家事や育児の合間に構成や膨らませる部分の内容について整理するようにしました。頭の中で考えるだけですので、お料理中でも洗濯中でもいつでもでき、また常に考えているため意外とPCに向かうまで忘れず、さらにあれこれと書きたい内容が思い浮かんでくるのです。これは、たまたま私がこれまでに請けた案件が育児に関することだったからかもしれません。
頭の中で整理してからのPC作業のため、それまでの半分以下の時間でまとめて仕上げられるようになりました。午後の1時間でも作成できることも案件によってあり、自分自身に仕事を請けることに対する余裕が出てきたことで続けられているのだと思います。
コツ5. 書き出しの部分は応募の段階で考え始める
時間の短縮の1つで私が意識するようになったのが、この書き出し部分は応募の段階で考え始めるということです。頭の中で整理したことを文章として仕上げなければならないのですが、書き出しの部分が決まらないといつまで経っても文章が続きません。エピソードがあれこれと思い浮かぶだけでまとまらず言葉にできないのです。反対に書き出しの部分をすんなりと書くことができると、自分でも不思議なほど言葉が繋がり短時間で仕上げることが出来ました。ですので、私は、応募の際にどのような内容で書くかを決めた後、選考結果は書き出しの文章を考えながら待つことにしています。
これら5つの点はたいした工夫でもコツと言えるほどのものではないかもしれません。ですが、私のように、ブランクがあって子育て真っ最中だけど収入を得たいと、在宅ワークを検討されている方の参考になれば嬉しいです。