
配偶者が転勤のある職業だと、引っ越しを念頭に置いた生活になりますよね。
私の夫も転勤族です。私達は遠距離恋愛の末、二つの約束をして結婚しました。赴任先には夫婦二人で引っ越すこと、家事をしながら夫の扶養内でパートをすることです。
パートなら探せばたくさんあるだろうと思った私。今までの仕事を退職して夫の勤務地のある都道府県へ転居し、転勤族の妻になりました。
そんな引っ越し主婦がパートではなく在宅ワークに落ち着いたワケをご紹介します。
パートが見つからない!
私の求職条件は「平日の昼間に時短勤務したい!」です。
具体的には、
- 扶養の範囲内のパート。
- 週二日~三日、一日三~六時間程度の昼間勤務希望。
- 祝日と盆正月の勤務不可。
- 引っ越しの可能性があるので長期と引っ越しシーズンの勤務は応相談。
という条件です。
一方求人は、
- 短期だけど週五日フルタイム。
- 週三日だけど土日祝日のお仕事。
- 週二日からOKだけど長期歓迎。
など…需要と供給が一致しません。
三ヶ月くらいパートが見つからない日々が続きました。
短期のアルバイトも少ない
パートが見つからないからと言って、専業主婦では金銭的に不安です。派遣登録会社に登録して、thiyを紹介してもらうことにしました。
短期バイトをはじめて、実際に働きに行けるのは月に一、二回だけだとわかりました。
毎日仕事の紹介はあります。けれど、交通費が出ない遠方の仕事が多いのです。例えば、行き帰りの電車代で1000円以上かかるのに時給900円×三時間では割に合いません。
また夫から、
「この短期アルバイトって、引っ越し先とか子供生まれたりしても続けられるの?」
と聞かれてはっとしました。
今の派遣会社の支店が引っ越し先にもあるのか、登録内容を引き継げるのか、引っ越し先でも仕事がもらえるのか、わかりません。妊娠したら、子供がある程度大きくなるまでは外に働きに行けないでしょう。
そんな時、子育てをしながら在宅ワークをしている従姉妹を思い出しました。たしか、クラウドソーシングサイトを使っていると言っていたような…。
クラウドソーシングサイトに登録して在宅ワークをはじめてみた!
在宅ワークといったら、SOHOビレッジなどのSOHO募集サイトで仕事を受けるものだと思っていました。
掲載される仕事が年々減っているのを見て、在宅ワークの求人自体が減っているんだろうな、と見当違いなことを考えていました。在宅ワークの募集が、ランサーズなどのクラウドソーシングサイトに移っている、と気付いたのは2015年に入ってからでした。
2015年の秋からクラウドソーシングのクラウドワークスと在宅ワークスに登録してライティングの仕事を受けるようになりました。同時に、SOHO募集サイト経由から画像加工やデータ入力のお仕事もいただいています。
三つを掛け持ちして、食費の足しにできる程度ですが、稼げています。
在宅ワークならライフスタイルが変わっても続けられる!?
私は自分の仕事についてコンプレックスを持っていました。今までついた仕事は接客や事務やデザイン系と全部バラバラで、どれもキャリアと呼べるほど極めていなかったからです。
主婦になって、ますます、自分の経験が活かせるような、少しでも自信を持てるような仕事はできないだろうと諦めていました。転勤族だし、パートをはじめてもすぐ引っ越しになっちゃうし、どうせ…と後ろ向きになっていました。
でも、在宅ワークなら引っ越し先でも、インターネット回線とノートパソコンがあれば仕事ができます。家事の空き時間や、夫の帰りを待つ間、単発のアルバイトがない日、隙間時間にノートパソコンに向かうだけなので、もしかしたら育児中も仕事量をコントロールしながら続けられるかもしれません。
あと、在宅ワークをはじめてから嬉しい変化がありました。生活にメリハリがついたからか、だらだらやっていた家事が効率的にこなせるようになったのです。
いかに家事を素早くこなして、在宅ワークをする時間を作るか、これからも頑張りたいです。