
横浜市といえば、女性市長による「待機児童0キャンペーン」が有名ですよね。
そんな中でも、実際には「働きたくても働きに出られない」というママ友はとても多いです。
そんな横浜では、内職しながら子供を保育園に預けられるのでしょうか?
そんな疑問に回答するため、今回電話で問い合わせをさせてもらったのは、横浜市の中でも閑静な住宅街が広がる横浜市青葉区。
渋谷や横浜へも30分程度でアクセス可能なエリアです。
お電話先は「保育園担当」の「子ども家庭支援課」の方でした。
Q1. 仕事はこれから探しますが、保育園へは申込めますか?
申込みはできます。ただ、優先順位が低くなります。
仮にすぐ入所できた場合、3ヶ月間は求職期間に充てられますが、
3ヶ月以内に職が見つからなかった場合は、退所してもらうことになってしまいます。
就職の証明として原則、「雇用証明書」が必要です。
Q2. 内職でも保育園には入れますか?
申込みはできます。
ただ、出社型の仕事に比べると優先度が低くなります。
Q3. 「優先度」は何で決まりますか?
総合的な判断なので、はっきりとは言えませんが、様々な項目でABC…とランク付けされています。
Aが最も優先度が高くなります。
例えば本人が、フルタイム(1日8時間以上、週40時間以上、月20日以上勤務)だと「Aランク」ですが、内職の場合はどんなに働いてもBランクになります。
その他にも母子家庭かどうかや、収入の状況によってもポイントは変わっていきますが、あくまで総合的に決まります。
【参考】利用調整の優先順位 16ページ
Q4. 内職の場合、何時間くらい働いたらOKですか?
1日4時間以上、月に16日以上働く必要があります。
Q5. 内職の場合でも、雇用証明書のようなものもいるの?
証明書はいりません。
ここは信頼関係なので、自己申告です。
Q6. 1歳児の保育園の空きはありますか?
正直、なかなか厳しい状況です。1歳児は一番競争率が高いんです。
区が申込みの窓口となっている認可保育園は、毎年4月が最も入所しやすく、その後は欠員が出たら優先順位の高い人から入れる感じになっています。
ちなみに、横浜市青葉区の保育園には大きく分けて3種類あります。
・認可保育園 約50園
・認定保育園 数園
・認可外保育園 数園
認可と認定は世帯の住民税に合わせて保育料が決まります。
区などからの補助も出ているので、保育料も比較的お安いです。
認可保育園は区が申込み窓口ですが、認定保育園は直接申込みになります。
また、認可外の保育料は園によって保育料は異なりますが、住民税に関わらず一律で、比較的高いところが多いです。
認可外の場合にも、直接申込みになります。
Q7. 認可保育園の申し込み方法を教えてください
毎月1日~10日まで申込みを受け付けていて、最短で入所が決まると翌月1日から入れます。
【参考】平成28年度 書式一覧
お電話インタビューを経て
電話に出てくれたのは、比較的年配の男性でしたが、親切に質問に答えてくれました。
きっと、同様の問い合わせが多いからでしょうか、私が質問する前にいろいろとお話ししてくれました。
「詳しくは、区役所の子ども家庭支援課に来てください。
申込書もありますし、ご相談にも乗ります」
と言ってくれました。
同じ横浜市内でも、保育園の空き状況などは区によって、また時期によって異なるので、
実際にはご自分の住む区役所に相談してみてください。